【高橋ダン戦略/長期】商社株(3/7-3/25)
高橋ダンさんの商社株に対する長期戦略です。
2022年3月7日 YouTube動画
より。
以前からコモディティと連動する株として長期の買いをお勧めしてきた商社株。
今、日本株が暴落し、ドル円が上昇する状況において商社株は非常に強い動きを見せていて、
いずれの商社株も今年に入って10%以上の上昇している状況。
更に買いを助長するのが、ウォーレンバフェットが日本の商社株に投資していると言うこと。しかもウォーレンバフェットは下がったら更に買うとのこと。
今、我々はもっと買うべき?上がっている今ローテーションするべきか?
まずは各商社株の状況をおさらい。
■住友商事
売上:2019年をトップに下落傾向
自己資本比率:31%
PER :7.94、PRS:0.44、配当利回り:4.1%
■三菱商事
売上:2019年をトップに下落傾向
自己資本比率:30%
PER:9、PSR:0.36、配当利回り:3.43%
■丸紅
売上:2017年から下落傾向
自己資本比率:26.22%
PER:5.4、PSR:0.26、配当利回り:3.68%
■三井物産
売上:5年間右肩上がり
自己資本比率:36.52%
PER:6.4、PSR:0.45、配当利回り:4.35%
売上:2019年をトップに下落傾向
自己資本比率:29.67%
PER:7.79、PSR:0.47、配当利回り:2.34%
見比べるとほとんどが似たような数値。
ただ、三井物産だけが売上上昇、自己資本比率も高く、バリュエーションも低く魅力的。
【結論】
ロシア危機とそれに伴うコモディティ暴騰の影響も受けての商社株の上昇。
この状況はずっと続く訳ではない。今後の一旦の下落を見越して一部を現金、もしくは他の株へローテーションするのが良い。
ローテーションは三井物産以外の株で行うのが良い。
もしくは売らずにコモディティでヘッジもアリ。
ーーーー2022年3月25日 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
動画時点、商社株が急上昇。原因は原油の上昇。商社株はどの銘柄も原油との相関係数が高い。しかし原油はチャートおよび先物がバックワーデーションとなっていることを見ると危険に見える。
また、商社株自体のRSIを見てもどの銘柄も90%程度で高い水準であることも合わせると、
今は上げすぎの判断となる。
長期的には保有継続だが、短期的にはポジションを20%減らしておくのが良さそう。
逆神(予想と逆に相場が動く)とも呼ばれる高橋ダンさんです。
戦略に乗るか、逆に張るかは自己判断で。
ちなみにダンさんの戦績って結局どうなの?当たってるの?について以下にまとめてますので
是非ご覧ください!